遠隔授業のためのLMSのまとめ

大学などでのe-learning、オンライン授業の流れが激しくなってきています。LMS(学習管理システム)の概要をまとめましたので、参考になれば幸いです。

●LMSとは
LMS(学習管理システム:Learning Management System;LMS)は、インターネットを通じて、eラーニングを配信する基盤ソフトウェア、学習者への教材の配布などの管理、課題の提出、学習者の進捗状況の管理などを行う。
もう少し詳しい説明
 https://www.elc.or.jp/keyword/detail/id=35   など

●主なLMS
Moodle(ムードル);オープンソースの教育プラットフォーム、国際的に広く利用されている。(有料でMoodleの導入支援をする企業もある)
Moodle公式サイト; https://moodle.org/
manaba (マナバ);クラウド型の教育支援サービス(LMS+eポートフォリオ)(国内企業が有償提供;株式会社朝日ネット)https://manaba.jp/
Google Classroom;グーグル社の提供しているLMS。
Google Classroomの利用はGoogleアカウントを持っていれば誰でも利用できる。クラスへの参加はGmailのユーザーに限られる。
https://edu.google.com/intl/ja/products/classroom/?modal_active=none
Thinkific ;オンラインスクール構築・運営プラットフォーム。
https://www.thinkific.com/
Teachable ; オンラインコースの会員サイトを作ることができる海外のサービス。会員の管理、決済システム、月謝課金、クーポン発行、メール配信など様々な機能を一元管理することができる。https://teachable.com/
・その他、いろいろなIT企業が独自のLMSを提供している(有料)

●その他オンライン教育を実施している参考のサイト
MOOC  :大学の授業をオンラインで無料で配信する取り組み
https://www.mooc-list.com/
JMOOC ;MOOCの日本版
https://www.jmooc.jp/
Udemy ; 有料のオンライン学習サイト(IT系の講座が多い)。
誰でも有料でオンライン講座を配信できる。オンデマンド型
https://www.udemy.com/
Schoo  ; 有料の授業配信型の学習サイト。
https://schoo.jp/

●オンライン会議システムを用いたリアルタイムのオンライン授業
Zoom ; https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
Microsoft Teams ;
https://products.office.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

Google Meet   
https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/meet/

Cisco Webex Meetings ;
https://www.cisco.com/c/m/ja_jp/solutions/remote-solutions/for-education.html

●その他
Slack ;ビジネス向けチャット。Lineのビジネス向けのようなもの。
https://slack.com/intl/ja-jp/

●Moodleの導入事例
・九州工業大学  https://ict-i.el.kyutech.ac.jp/
・岡山大学    https://moodle.el.okayama-u.ac.jp/
・愛媛大学    https://moodle3.lms.ehime-u.ac.jp/
・放送大学
など多数